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おばはんの体育な日々

おばはんの体育な日々

第19回加古川マラソン(07)

第19回加古川マラソン


 日時:平成19年12月23日(祝) 天候:晴れ、弱風

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 ゴールタイム   3時間53分43秒

 ラップ(5km毎)      (参考昨年ラップ)
  0-5km     25.07    (23.55)
  5-10km    23.53    (23.50)
  10-15km   24.20    (24.10)
  15-20km   24.13    (24.03)
  20-25km   24.05    (24.04)
  25-30km   26.36    (24.39)
  30-35km   32.55    (25.28)
  35-40km   38.23    (27.38)
  40-Goal    14.07    (11.51)
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                   (3.29.22)
   
 加古川マラソン(フル)は2回目の出走。昨年は何年かぶりにサブ3.5を達成でき、年代別入賞もできて気持ちのいいレースだった。今年も迷わずエントリーはしたものの、10月の四万十川ウルトラ以来左膝の違和感は取れきれず、レース10日前には胃腸風邪に罹患して食事が摂れず、さらには前日の残業で睡眠不足、という負の要素がいっぱい存在する中での出走になった。
 マイナスだらけのレース前ではあったが、自信はまるでないのに走る以上は目標をと思い、33回目の記念すべき(かどうか)フル、密かに3時間33分を目標にしていた。コースはほとんど全般フラット、風さえなければいい走りができるような気もしてくる。
 レース中は参加されないハリーさんが写真を撮ってくださると言うし、オフ会も予定されている。楽しみばかりを心に抱いて当日朝を迎えた。

<スタートまで>
 
 前日土曜日は雨風の大嵐、どうなることかと思ったが、朝起きると雨も風も止んでいる。
 高速バスと、JR電車を乗り継いで加古川駅着。シャトルバスで会場へ。
 舞子駅の売店で買った朝ご飯は、乗換待ちの明石駅ホームですませた。

 受付を済ませて、救護テントでTOKUヤンさんさんに不安な左脚のテーピングをしてもらう。膝というよりふともも裏の筋肉全般が張ってるらしい。テーピングそのものには全く違和感がないけど、こんなので効果があるんだなぁと妙に感心した。ハリーさんバン-マスさんにも会ってから、会場近くの防災センターで更衣。雨が止んで日も射してきて暑くなるような気もするし、そばで着替えていた顔見知りのMさんは「暑そうだからランパンランシャツでいく」と言うが、予定通り、CW-Xの長シャツ(半袖シャツの重ね着はやめた)に同じくCW-Xスタビライクスモデル、福知山で買ったブルーの手袋、日焼け防止に黒い帽子。
 ここで鉄の女・まゆみさんにも会った。
 時間が迫ってきたので、ここでヴァームを飲む。

 会場に戻るともう開会式は終わっていた。
 ストレッチは念入りに、ウォーミングアップはなし。

 9:40 登記登録の選手がスタート。
 9:45 一般の部の選手スタート。スタートラインまで今年は約45秒のロス。

★0~5km  25.07
 スタートして、河川敷を北上。コースの幅は広いので、スタート直後の混雑ストレスはほとんどなく、最初から自分のペースで走れる。5kmで24分と少しはいいペース。

★5~10km  23.53
 国包折り返しの随分手前で、トップランナーとすれ違う。
 女性ランナーのトップは田中千洋さんだ。ゲストランナーとして名前は載っていなかったから、一般参加なんだ。小柄なおとなしそうな感じで、走りはスムーズ無駄がない、日本の経産婦ランナーの中で一番速い。北海道マラソンで優勝されて以来ファンなので、なんだかうれしくなった。(後で聞いたら、バンマスさんとラン仲間なんだって!こんなメジャーな人と友達の友達だなんて超うれしい。)
 田中さんのほとんどすぐ後にバンマスさん発見。かなり速い、またサブスリーは確実だな。
 JogNote友達のmomokoさん・もりもりさん、しばらくしておご_けんさん・オイチャンとすれ違う。みんな元気そうだ。

★10~15km  24.20
 13kmで加古川大堰を渡る。橋を渡ってすぐ対岸で、Mさんに追いついた。Mさんとはほとんど同年代だけど、ランパンの後ろ姿は若く見える。夏のレースはランパンもはいてみるかなぁ。

★15~20km  24.13
 ここまでエイドでの補給はスポーツドリンクのみ。

★20~25km  24.05
 高砂折り返しを過ぎた頃からやや脚に張りを感じて来た。久方ぶりに「脚攣りそう感」がする。
 沿道のあちこちにハリーさんが出現して写真を撮ってくれているようだ。この辺まではまだ元気だったので、気がついたら手を上げて通り過ぎた。
 
★25~30km  26.36
 25kmのエイドで立ち止まって、芍薬甘草湯をのんだ。バナナも1/3本。
 この後急に脚の動きが悪くなった。左膝の違和感も出てきた。膝が辛いようなら無理せずに棄権しようと心に決める。
 オイチャンが立ち止まってスタッフの方と話している。「胸が苦しいので棄権する」と言っているようだけど、「私も」とは言えずに通り過ぎてしまう。

★30~35km  32.55
 脚が動かない。動かないのに攣る。立ち止まって屈伸してちょっと歩いてまたよちよち走り出す・・・の繰り返し。少し歩いてから走り出すときに、膝が痛くて曲がらないのは四万十川80km以降と同じ症状だ。痛いなりによちよち走っているとまた何とか走れるようになってくるのも同じ。
 棄権しようと決意してあたりを見回してみるが、スタッフらしい人は見えない。おご_けんさんが確か「途中棄権したくとも収容バスは来ない、最後まで自力で帰ってくるしかない」と書いておられたなと思い出し、しかたなくよちよちのまま進む。
 もう一度加古川大堰を渡って、東岸に戻ると例によって向かい風になる。よちよち走りと歩きなので、ほとんど風の影響は受けないのは幸いだ。前半は暑いくらいで汗もかいていたのに、こうなるとすっかり冷めてウェアも乾いてしまった。でも寒さを感じなかったのはさすがCW-X。
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★35~40km  38.23
 右足も攣りだした。2年前の篠山のような、ふくらはぎにエイリアンが入ったみたいなひどい攣りかたではないが、ツれば必ず痛い。いったん歩くと後が走れないのはわかっているのだが、どうにも我慢できずに歩きが多くなる。当然のことながら後からドンドン抜かれる。前には同じように止まったり歩いたりのランナーも見えるので、妙な連帯感。
 棄権したはずのオイチャンに抜かれた。「蘇った」と元気そう。蘇れるものなら蘇りたい・・・。
 東京国際女子のときの渋井陽子はこんな気持ちだったかしら、渋井さんに親近感をおぼえた。レベルがまるで違うのに、渋井さんが知ったら気を悪くするだろうな。知ることはないからいいっか。

★40~ゴール  14.07
 ゴール近くなると、距離表示が100m毎になる。残りの距離が少なくなることだけを楽しみに走る。それまでほとんどなかった沿道に人が増えて来るので、遅いなりにも走っていないと格好がつかない。
 ゴールのアーチが見えてから、実際ゴールするまでこんなに遠いと思ったことはない。

 (← ゴール手前の苦しい走り、ストライドがほとんどゼロです。)

 ゴールタイム 3時間53分43秒   こんなんで4時間を切れたのは不思議だ。

<ゴール後>

 ゴールすると、大きなバスタオルをかけてくれて、ドリンクをもらう。
 かわいい白玉粉(多分)の団子が入ったぜんざいをいただく。
 
 痛む脚を引きずりながら、防災センターで更衣。階段の下りがきつい。

 会場にもどって、ハリーさんにバンマスさんがベスト更新されたと聞く。やっぱりすごいな。救護テントで、またTOKUヤンさんにマッサージしてもらった。突っ張ってた筋が楽になったようだ。

※オフ会

 しばらく待ってから、ハリーさんの外車(車のことはよくわからないので、外車であることしかわかりません)でバンマスさんとスーパー銭湯「あかねの湯加古川店」に連れて行ってもらう。汗を流してさっぱりした後は、TOKUヤンさんのボランティア終了時間まで、銭湯の食堂でとりあえずのビール。(ハリーさんは飲まないんです)
 時間になったら場所を移動、TOKUヤンさんも加わって、鶏の焼肉やさん「おじぎや」。またまたビールで乾杯して、美味しい鶏料理をいただいて、楽しいお話、楽しい時間を過ごした。(その中で初体験は、ズリのお刺身。内膜つきの筋胃は「ズリカベ」と言って、軽くあぶっていただくとコリコリして美味しうございました)
 たらふく飲んで食べてしゃべって、またハリーさんに駅まで送ってもらい、帰路に着いた。


※総括

 2007年の走り納めは惨敗、撃沈、溺死。心も脚もボロボロで終わった。
 あとのオフ会のおかげで何とか落ち込まないで帰ってこられた。みなさんありがとね。

 惨敗の原因
 1 四万十川以来完治していない膝の故障。先月の福知山ではなんとか最後まで持ったので、今回も持つだろうという甘すぎる見通しが見事に崩れた。
 2 10日前の体調不良で2~3日食事できなかったときの体力低下が、フルを走れるだけに回復しきっていなかった。またこのために、レース前の大福カーボローディングが充分行えなかった。にもかかわらず、昨年同様の走り方で入ったものだから、きっちりガス欠になった。
 3 膝の故障をひきずっていたため、10~12月に充分練習ができていなかった。
 4 前日の残業の睡眠不足。レース前の寝不足はほとんどいつものことだから、これはあまり大きな要因ではないだろう。
 5 予想外に暑くなったための給水の失敗。エイドごとにドリンクはこまめにとったので、これも大きな要因ではないように思う。

 原因を踏まえての対策はひとつ。
 まず故障をしっかり治すこと。走り込みはそれから。
 このために例年行っている初詣のハシゴ走り込みはあきらめざるをえない。何とか1月中旬まで伸ばして、連休に実施できれば幸いだけど。

 今年の参加賞。ニッケ製のTシャツとポタージュスープ、綿棒。下に敷いてあるのは掛けてもらったバスタオル。

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